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日本のテクノロジーの脱レアアース化が始まった。中国涙目。

最先端技術開発で重希土類は欠かせません。
ただ、資源の埋蔵量が限られており、産出する地域も限られています。
一番問題なのは、重希土類を取り出す際、よほど対策をしっかりしておかないと深刻な環境破壊を引き起こすということでしょう。

日本は、ハイブリッド車に搭載するモーターに使用する高性能磁石の生産に
中国産のレアアースを利用していましたが、
民主党政権時代に起こった尖閣漁船体当たり事件で、
中国は卑怯にもレアアースの日本向け輸出停止という手段を取り、外交に圧力を加えてきました。

それに対し日本は、中国以外の産出国を探したり、レアメタルを使わずとも同等の製品が製造できないか研究を重ねてきました。

結局、日本政府や商社の頑張りが功を奏し、現状、レアメタルを中国に頼らずに調達できるようになりました。
また、従来のレアアース以外の物質を使って、高性能磁石を製造することにも成功しましたが、これは、日本の基礎研究の厚みがあってこそ実現可能なことです。

今回ホンダは、画期的な製造技術によって、レアメタルを使わずともハイブリッド車用の高性能磁石を製造することに成功したようです。
磁石加工にカナダ産の磁粉を使用するそうです。
素晴らしいですね。拍手!

さて、困るのは中国です。
ネオジム磁石の製造法がホンダ式に切り替わっていけば、中国のレアアースは無用の長物。
数年前までは輸出の大きな柱になっていましたが、
これで廃業決定ですね。
外貨獲得の大口がまた一つ無くなりました。

世界の工場としての中国のメリットは人件費の安さと原材料の安さですが、
そのようなメリットは既に失われつつあります。
日本などは中国を見切り、東南アジアへのシフト、国内回帰に動いています。
企業が引き上げれば外資も逃げていきます。

船を造っても売れない
粗鋼作っても売れない
中国メーカーの車なんて誰も買わない
まあ、中国の労働者は一応手先が器用なので、
安物衣料の縫製とか、
100円ショップで売れそうなものとか、
そういった「軽工業」的な産業にシフトしていけば生き延びられるかもしれません。
現状、軍備に力を入れ、兵器の国産化を進めていますが、
重工業が衰退していけば、国内の兵器部品メーカーも減少し、
国内調達が難しくなっていくでしょう。
自国の兵器製造に他国の部品を使うって、
部品調達国との関係が悪化すれば万事休す。
現状、ロシアに大きく依存しているようですが、
友好関係が永遠に続くとは限りません。
全世界的な不況が今後も続いていくとすれば、
中国の経済成長はストップし、
懸念されている不動産バブルがはじけ、
恐ろしいことになりそうですね。
人民解放軍が動くとすれば、その兆候が現れる前。
やはり今年か来年あたりか・・・。




ホンダ公式サイトより


・・・転載開始・・・


重希土類完全フリー磁石をハイブリッド車用モーターに世界で初めて採用 〜今秋発表予定の新型 「FREED(フリード)」に採用〜
http://www.honda.co.jp/news/2016/4160712.html

2016年07月12日

大同特殊鋼株式会社
Honda
大同特殊鋼株式会社
本田技研工業株式会社

【概要】
 大同特殊鋼株式会社(本社:名古屋市東区 社長:石黒 武 以下、大同特殊鋼)と本田技研工業株式会社(本社:東京都港区 社長:八郷 隆弘 以下、Honda)は、ハイブリッド車用駆動モーターに適用可能な高耐熱性と高磁力を兼ね備えた、重希土類※1完全フリー(不使用)熱間加工ネオジム磁石を世界で初めて※2実用化し、Hondaは、今秋発表予定の新型「FREED(フリード)」に採用します。

【背景】
 ハイブリッド車など電動車の駆動モーターには、世界最強の磁力を持つネオジム磁石が使用されており、今後、急激な需要拡大が見込まれています。
 ハイブリッド車用駆動モーターにおいて、ネオジム磁石は高温環境下で使用されるため、高い耐熱性が要求されます。その耐熱性を確保するために、従来は重希土類元素(ジスプロシウム、テルビウム)が添加されてきました。
 しかし、重希土類元素は世界的に有力鉱床が偏在し、希少金属(レアメタル)にも分類されるため、安定調達・材料コストの観点でリスクを抱えています。重希土類元素の使用量を低減することが、ハイブリッド車駆動モーター用にネオジム磁石を使用する上で、大きな課題の一つでした。

【開発内容】
 大同特殊鋼の完全子会社である株式会社ダイドー電子(本社 岐阜県中津川市、社長:稲垣 佳夫 以下、ダイドー電子)では、ネオジム磁石を一般的な製造工法である焼結工法とは異なる熱間加工法により、量産しています。熱間加工法は、ナノレベルの結晶粒を高度に配向させることができる技術で、一般的な焼結磁石の10分の1程度の微細な結晶粒組織を得ることで、より耐熱性が高い磁石を製造可能としています。
 今回、大同特殊鋼が熱間加工法の技術をさらに進化させるとともに、Hondaが駆動モーター開発の経験を活かし、磁石形状を見直すなど、共同で開発を進めてきました。そして、重希土類元素を全く使用せずに、ハイブリッド車用駆動モーターに適用可能な高耐熱性、高磁力を実現したネオジム磁石を世界で初めて実用化しました。
 さらに、Hondaは、この磁石に対応した新しいモーターを設計しました。磁石形状に加えてローター形状も見直し、磁石にかかる磁束の流れを最適化することで、重希土類完全フリー熱間加工ネオジム磁石をハイブリッド車用駆動モーターに採用可能とし、トルク、出力、耐熱性において従来の磁石を用いたモーターと同等の性能を達成しています。

【効果】
 本技術の採用により、ネオジム磁石の適用拡大に際し、課題であった重希土類元素の制約から脱却したことで、その資源リスクを回避、調達ルートの多様化も図ることが可能になりました。

【今後の展開】
<Honda>
 今秋発表予定の新型フリードに搭載するハイブリッドシステム「SPORT HYBRID(スポーツハイブリッド) i-DCD※3」に、重希土類完全フリー熱間加工ネオジム磁石を採用するとともに、順次、新型車に適用を拡大していきます。

<大同特殊鋼>
 従来、焼結ネオジム磁石の独占状態であったハイブリッド車駆動モーター用磁石市場に、熱間加工ネオジム磁石として新規参入します。
 ダイドー電子本社工場(岐阜県中津川市)が、経済産業省の補助金※4を受け建設した新製造ラインにて、来月から量産、出荷を開始します。また、重希土類完全フリーを維持しながら、さらなる高特性化に向けた磁石の開発も引き続き推進していきます。
 なお、磁石の原料となる磁粉は、Magnequench International, Inc.(カナダ・オンタリオ州トロント 以下、マグネクエンチ社)から調達しており、マグネクエンチ社と磁石のさらなる高特性化に向けた原料磁粉の開発を行っていきます。
※1希土類(レアアース)の区分の一つ。軽希土類、中希土類、重希土類の3つに分類
※2大同特殊鋼、Honda調べ
※3i-DCDは、Intelligent Dual Clutch Drive(インテリジェント・デュアル・クラッチ・ドライブ)の略
※4平成24年度 円高・エネルギー制約対策のための先端設備等投資促進事業費補助金



・・・転載終了・・・



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 日立のSLD-MAGIC、日野自動車の次世代ハイブリッドクーリンディゼルのピストンピン
で好成績。特殊鋼販売経路は日立サイドへ。他特殊鋼各社、特許切れてもSLD-MAGICタイプの特殊鋼
製造能力なし。
  • posted by エンジン理論屋 
  • URL 
  • 2016.09/16 23:18分 
  • [Edit]
  • [Res]

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張りぼて大国中華人民共和国、日本の劣化コピー大韓民国、謎の金王朝朝鮮民主主義人民共和国、永遠の天敵ロシア、恫喝国家アメリカ合衆国。これら、ならず者国家に囲まれた日本は生き延びることが出来るのか?

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