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サン・チャイルド問題を解説できない美術評論家はカスです

サン・チャイルド

ヤノベケンジって確か京都市立芸大出身の現代アーティスト。
潜水服みたいな立体、装甲騎兵ボトムズみたいなモビルスーツっぽい立体などを制作し、その中に乗り込める物もある。
の作品って、このようなスタイルが特長であり、それによってメジャーな存在となったアーティストです。

さて、
ヤノベケンジ氏は東日本大震災で起こった福島の原発事故に触発され、この「防護服姿の子どもの像サン・チャイルド」を制作しました。
同様の作品が3体ほどあるらしいです。2012年頃に作品は出来上がっていますので、今回の騒動以前に作品を見かけられた方も多いことと思います。

で、この「サン・チャイルド」・・・
ヤノベケンジ氏が現代美術作家一般財団法人ふくしま未来研究会(福島市)を通じて市に寄贈したということですが、
なら、現代美術作家一般財団法人ふくしま未来研究会は
この作品がどのような物であるか十分承知した上で、寄贈を受けたことになります。
それから、作品の寄贈を受けるにあたっての各種手続き、設置場所の確定、その他諸々の事務手続きは滞りなく行われたと・・・。

市長以下、関係役人は、「サン・チャイルド」がどのような作品か十分認知しており、市民の目に触れる場所に設置しても問題なしと判断したということです。

ところが、作品に対し激しい反発が市民からあった・・・

結局作品は解体・撤去となったようですが、
なんとヤノベケンジ氏は市民の抗議・反発に対して、「お詫び」とも取れるコメントを発表したとか・・・。

なんだかね!

風評被害
誤解を生む
線量計000って?

福島が激しい放射能汚染に晒された・・・
空気も山も川も海も、動物も作物も、
そして人間も放射能で汚染された。

要するに、福島はあの原発事故で深刻な放射能汚染を受けた。

あの「サン・チャイルド」からそのようなメッセージを受けると感じた市民が大勢いた。

従って「サン・チャイルド」を福島に設置するのは不適切であると・・・

作品が発信するメッセージは「復興への希望と、輝く未来」だと思いますが、
制作趣旨と全く違った理解をする方々が大勢いるということです。
まあ、仕方ない面もありますが・・・。

作家にとっては「意外」であったでしょうし「大きな衝撃」を受けたと想像しています。
一般的に、
芸術作品って、誤解を受けることが多いですね。
歴史的にもそのような事件は多くあります。
例えばマネの「草上の昼食」
服を着た紳士と全裸の女性が屋外で食事をするなんてけしからんとか・・・
猛烈な批判を受けました。
それから、彫刻の「裸婦像」・・・
何だか、「女性蔑視」なんて主張もあります。

人が芸術作品を鑑賞する場合、
どうでしょうか?
その人は、自分の知識・記憶とか経験とか感性でしか評価できない。
当たり前のことです。
それらのボリュームの違いによって評価は大きく異なってきますね!

「サン・チャイルド」・・・
どのような人物が作品を非難したのか?
作品を擁護する人物や評論家は出てこなかったのか?
これほどメジャーなアーティストなのに
福島の反対派を納得させる芸術論を展開できる美術評論家は日本にはいないのか?
また、逆に、芸術作品と社会との関わりという文脈において、今回の件を明快に論説できる美術評論家はいないのか?

私にとって、
だんまりを決め込む日本の美術評論家の姿勢に問題を感じますし、
と、同時に、そのような日本の美術評論家は大したことないと思ってしまいます。

最後に、
風評被害で苦しむ福島の方々のお気持ちは私も深刻に受け止めています。
ただ、
今回の件では、市民の声の他に「政治色」を感じます。
福島で原発事故があったというのは事実でしょうし、
現代の科学では、残念ながら放射能の影響について、10年先50年先100年先を説明できないのが現状です。
なので、
①原発事故は福島に影響を及ぼさない。
②原発事故は福島に影響を及ぼす。
という解釈が存在し続けるわけで、
おそらくこの相対立する2つの解釈は今後も存在し続けるのでしょう。

それで、美術評論家も迂闊に発言できないと・・・。


時事通信より


・・・転載開始・・・


防護服着た子ども像に批判=「風評被害招く」-アンケートで対応検討へ・福島市
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018081800118&g=soc


(2018/08/18-05:13)

 福島市が今月、JR福島駅近くに設置した防護服姿の子どもの立像に批判が集まっている。「風評被害を招きかねない」といった声がツイッターなどで広まり、制作者が謝罪文を発表する事態に。市は18日から像の近くでアンケート調査を行い、対応を検討する方針だ。

福島第1原発記念品の販売見合わせ=東電「批判受け止める」

 像は現代美術家ヤノベケンジさんが制作した作品「サン・チャイルド」。高さ約6.2メートルで、胸元に放射線量を測る線量計が付いている黄色い防護服を着た子どもが空を見上げている。
 東京電力福島第1原発事故からの復興と再生への思いを込めた作品だったが、3日の除幕式後、「防護服がなければ生活できないとのイメージを与える」などの批判が続出。ヤノベケンジさんは「不快に思われた方がいましたらおわび申し上げます。市民の皆様を傷つける意図は全くありません」との謝罪文を自身のホームページに発表した。
 木幡浩市長も「空を見上げ立ち上がる姿に、力強さと希望を感じる。風評への影響は限定的だ」などと、ヤノベケンジさんを擁護する内容のコメントを出したが、像の賛否をめぐる議論は今も続いている。
 アンケートは1問のみで、像を見た感想を自由に記述してもらう。期間は設けないが、市は集まった意見を踏まえ、像の扱いを関係者で協議するという。



・・・転載終了・・・


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Author:まゆねこ
張りぼて大国中華人民共和国、日本の劣化コピー大韓民国、謎の金王朝朝鮮民主主義人民共和国、永遠の天敵ロシア、恫喝国家アメリカ合衆国。これら、ならず者国家に囲まれた日本は生き延びることが出来るのか?

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